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庭で拾ったカナヘビは飼えるの?
息子がこの夏から秋にかけて激ハマりしたのが、カナヘビ捕り。これまで虫取りばかりしてきた息子でしが、なんと爬虫類にまで手を出してきたのです。
とは言うものの、実は私は毎年、帰省するとお気に入りのペットショップでカメレオンやトカゲたちと戯れているほどの爬虫類好き!カナヘビを一目見たとたんに惚れ込んでしまいました。
そして、カナヘビとの共同生活が始まったわけですが、これからカナヘビを飼いたいと思っているかたや、捕まえたはいいけど、どうしたらいいの?という方のために、我が家の飼育方法&かかった費用などをお伝えしたいと思います。
カナヘビを飼うために飼育に必要なもの
タダで手に入れても飼育にお金はかかるもの…とお思いでしょうが、我が家では意外とリーズナブルな飼育をしておりますので、参考になれば幸いです。
※虫画像出てきますので苦手な方はご注意くださいm(__)m
最低限必要なもの。
- 虫かごなどのクリアケース(蓋つき)
- 木葉
- 土
- 生餌
- 霧吹き
これだけあればとりあえずはカナヘビちゃんも生きてゆけます。
木葉や土はカナヘビを取った場所の物が一番カナヘビたちにとっても安心できる場所であろうと思うのでオススメしますが、うちの子はコンクリートで日光浴中のカナを見つけてきたので、トマト栽培するために買った腐葉土を虫かごに入れましたが、居心地は悪くなさそうです。
そして、爬虫類を飼う上で一番大変なのが食事だと思います。奴らは基本的に生きた虫にしか反応しません。その為、常に生きた虫を用意してあげなくてはいけません。
しかも、カナヘビのお口に入る大きさのものでないと、食べてくれないこともありますので、探すのも大変かもしれません。
我が家は今のところ、庭にわんさかいるコオロギを捕まえてあげています。しかし、これから本格的な冬場を迎えるにあたって、コオロギもいなくなりますよね。その為に今のうちから大量に捕まえて、コオロギの繁殖に挑んでいるのですが、現在3匹のカナヘビがおり、食欲が激しくて全くおいつきません(;’∀’)
最悪は冬場だけでも生餌は購入する覚悟が必要だと思います。
追記:やはりコオロギの繁殖はできなかったので、冬場だけコオロギを購入しています。近所のシマホでは10匹260円から販売されています。その他にもちょっと離れた場所に爬虫類ショップがあって、そちらでは30匹500円でイエコを販売してくれます。
シマホのコオロギは黒色であまり元気がなく硬そうですが、イエコはめちゃくちゃ元気で飛び回り、柔らかいしケースに入れたさいにカナヘビも見えやすいらしく食欲をそそるのはやはりイエコのようです。
最近はネットショップでも生餌が手に入りますし、死着補償してくれるところもあるようなので、活用したいところです!
(生餌)ヨーロッパイエコオロギ SM 10グラム(約80匹) 爬虫類 両生類 大型魚 餌 エサ 北海道航空便要保温
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後、霧吹きはなにに使うの?とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、これは水分補給に使っています。
カナヘビって意外と水分とる生き物だと聞いて最初はペットボトルのキャップに水を入れてあげていたのですが、どうも飲まない。どうやら、水分ですら動いている?垂れてくるものがお好みのようなんですよね。
その為、毎朝とりあえずシュッシュとケース一面に水をかけてやります。すると壁にくっついてぺろぺろ舐める姿も見られてその姿は一段と可愛いです♡
あった方がいいもの
- 保温シート
- Uvライト
UVライトが必要な場合
うちはUVライトは使っていません。そもそもなぜUVライトが必要なのかというと、ある程度の温度が必要なことと、カナヘビは紫外線を浴びてカルシウムを作ることが出来る生き物だという事らしいです。
日光浴不足が生じると、クル病という病気にかかってしまって死に至る場合もあるようです。
我が家では私が基本的に家にいるので、天気のいい日はベランダで日光浴をさせています。あ!もちろんケースに入れたままですよ!日に当たりすぎても日射病になってしまう可能性もあるので、水分を補給してあげながら、陰になる部分も作ってあげると尚よいうと思います!
そして、冬には冬眠してしまう爬虫類ですが、ペットとして飼っている子はなるべく冬眠させずにいた方がいいという情報がありました。なぜかというと冬眠中にフンがお腹に詰まって死んでしまうとか…
今年、カナたちは我が家で初の冬を迎えるわけで、どっちがいいのかかなり悩んだのですが、結局冬眠させない方向で生活させています。冬眠してくれた方がエサとか困らないんですけどね。もし死んじゃったら可哀想なので。
そこで、我が家で冬が越せるようにと調達したのがコチラ!
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その名もピタリ適温プラス!これは色々調べましたが、一番コスパがいいと思って購入しました。ちなみに1号が一番小さいサイズになるんですが、30センチの虫かごに丁度いいサイズ感になります。
カナヘビに最適な温度は?
カナヘビは24度~30度くらいが適温と言われているので、極寒の我が家では早くもこの適温君が活躍しいています。電気代も気になるところなんですが、ちょっと電気の契約を変えてしまって来年まで請求書が来ないらしいので、またわかり次第記載したいと思います!
ちなみに、我が家は他にもオカヤドカリとニジイロクワガタという暖かいところでしか生きられない生き物を飼っているので、そいつらの為という事もありピタリ最適は1号1枚と4号1枚で運用しております。
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そして、先にも触れましたが、我が家には今カナヘビさんが3匹もいらっしゃいまして、一緒にしたら縄張り争いが起こるかもしれないようなので別々のかごで飼育中です。
1匹ぶんしかスペースがないので後の2匹は今のところホットカーペットの上にいることがおおいのですが、夜の間はカーペットの電源はオフ。本格的な真冬になったらカーペットの電気も入れっぱなしにしなくてはいけないかもしれません。
もし冬眠させるなら
もし、冬は冬眠させようと考えていらっしゃるのであれば、冬場は15度以下の気温をキープしておくのがよさそうです。ベランダや庭の日陰になるところがベストだと思います。
そして、冬眠する場合は土の中に潜るのが一般的だと思うので、なるべく土を多めにして潜りやすくしてあげてくださいね。冬眠中に掘り返すのも禁止ですよ!
まとめ
書き出していると、これから本格的な冬になるにつれてちょこちょこと出費は増えていきそうな予感です。生き物を飼うってそういう事ですよね。
我が家はペット禁止ですが、たぶんカナヘビなら問題ないと思って飼っています。昆虫買っている家庭も多いですしね。
他の生き物に比べて飼育ケースの清掃もそんなに必要ないですし、手もかからない部類になると思います。
生餌の準備が大変なこともありますが、たまに手やピンセットでエサをあげても食べてくれると本当に可愛くてたまりません♡虫が苦手な方にとってはエサが困難かもしれませんけどね。
生き物ですので、気軽に取れて気軽に飼えますよ~とは言い難いのですが、爬虫類好きにはうってつけの子だと思います。それでも飼う以上は命を預かるという事なので、飼育は疎かにせず、きちんと可愛がってあげてくださいね♡