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ふるさと納税とは
ふるさと納税は自分で選んだ地域に寄付をすることで実質2000円の負担で寄付した先の特産品をいただける制度です。
≪参考記事≫
ワンストップ特例とは
そんなふるさと納税ですが、平成27年3月までに寄付したものについては、自身で確定申告を行う必要がありました。しかし、平成27年4月からはワンストップ特例が始まり、条件に当てはまる人はわざわざ確定申告を行わなくてもよくなりました。
ワンストップ特例の条件とは?
ワンストップ特例を申し込むに当たって条件が設定してあります。
- 申告先が5か所以内であること
- 医療費控除など、還付申請を行う必要がない人
- 確定申告を行う必要がない人
この条件内であれば、ワンストップ特例が利用できるという事です。
そして、私は全てに当てはまったので、便利そうなワンストップ特例を申し込みました。
申込みの流れは?
ワンストップ特例には、寄付の申し込み時にワンストップ特例を使用するかどうかというチェック欄がありました。そこにチェックを入れると後日、ワンストップ特例の申込書が送られてきます。
送られてきた用紙に必要事項を記入したり添付したりして、確定申告を行う年の1月10日までに返信すると、ワンストップ特例が適用される流れになるようでした。
ふるさと納税ワンストップ特例制度について | ふるさと納税サイト
面倒に感じた点
確定申告って会社員の方など、普段から慣れ親しみのない方にとってはめんどうな行為でしかなく、ワンストップ特例ができたことで、ふるさと納税する人も増えるだろうな~便利になったな~と思っていました。
そしていざ、ワンストップ特例の用紙が届いて開けてみると、ズボラな私には何とも面倒な内容がずらりと並んでいたのです。
- 記入してある内容に目を通して間違いがないか確認してください
- マイナンバーカードをお持ちの際はコピーを同封してください
- 個人番号カードの場合は、個人番号カードの他に顔写真付きの身分証明証を同封してください
- どちらもない方は住民票の写しと顔写真付きの身分証明証を同封してください
と書いてありました。この、何が面倒だったかというと
- 我が家には個人番号カードしかない
- 主人は免許証もパスポートも持っておらず顔写真入りの身分証は住民記帳台帳を作るしかない
- 4か所に寄付していたのですが、うつにはスキャナーがないので、わざわざこれらのコピーを4部も取らなくてはならない
- 年末に申し込んでしまったせいで、書類の返送までの期間が短く、それまでに必要書類を揃えることが難しいと感じた
4か所それぞれに必要書類を揃えてそれぞれに送らないといけない。そういったことから、これなら確定申告したほうが楽かも?と思ったのです。
ワンストップ特例を使わなかった時はどうする?
上記のことから、ワンストップ特例を利用するのはやめたわけですが、自治体からはわざわざワンストップ特例の書類が送られているわけで、1月10日までに送らなかったらどうなるのだろう?と思いましたが、そこはうまくできていますね。
期日までにワンストップ特例に関する書類が送れなかった場合や、他に還付申請をする必要が出てきた場合には、確定申告さえきちんとしておけば、特に自治体へ連絡しなくても確定申告の方の情報が反映されるようです。
これを聞いて安心して、ワンストップ特例の用紙を破棄して、確定申告へ移行したのでした。
面倒と感じるかは人それぞれ
私の場合は、色々なマイナス面が重なりに重なって面倒MAXでしたが、マイナンバーカードを持っている人やスキャナーがある人や、寄付先が1つしかない人などにとってはとても便利な制度に違いないと思います。
自分のやり易い方法で、ふるさと納税の申告手続きができるといいですよね。ちなみに私はその後、自宅で確定申告書類を作って郵送にて確定申告を無事に終わりました!
ふるさと納税の確定申告書類の作成は思ったより簡単にできたので、よかったら参考になさってくださいね。