個人事業主とは?申請方法や経費になるもの

シェアする

スポンサーリンク

個人事業主とは?

個人事業主はと、法人にならず個人で事業を行う人のことを言い、自営業などと呼ぶこともあります。個人事業主になろうと思ったら、まず初めに行うのが開業届の提出です。開業届は税務署でもらえる他、国税庁のHPからでもダウンロードすることができます。開業届は事業を開始してから1か月以内に提出するのが一般的のようです。

開業届を提出すれば、晴れて個人事業主としてスタートです!しかし、失業保険受給中や専業主婦の方は開業届を出す前に確認しておきたいことも。

≪参考記事≫

開業届は必要?出すべき人と出さないほうがいい人

スポンサーリンク

フリーランスと個人事業主の違いは?

よく、個人事業のことを英語でフリーランスと呼んでいる方がいらっしゃいますが、厳密にいうと少し違うんです。

フリーランスというのは、外注からの単発の仕事を請け負う働き方のひとつになります。例えば、ある企業からHPに使うロゴを描いてほしい。という依頼や、雑誌のライターなどもフリーランスでおこなうことが多く、その他にFPやSEやカメラマンもフリーランスとして活躍する場面が多いようです。フリーランスは自分で企業へ売り込みが必要だったり、契約に持ち込むようなスキルが必要とされます。

いっぽう、個人事業主というのはフリーランスの他にも、自分で居酒屋を開いた人や、八百屋さんなど自営業と呼ばれる人はみんなも個人事業主になります。

そういったことから、フリーランスの人も個人事業主になる必要がありますが、個人事業主=フリーランスとは限らないということになります。

個人事業主になったら確定申告は毎年しよう!

確定申告は基本的には本業で38万円以上の所得、副業で20万円以上の所得の場合に申告が必要になります。

しかし、個人事業主になり、開業届を提出しているのであれば、所得に関わらず確定申告を行っておいたほうがいいでしょう。

なぜなら、自分が経費だと思って収入から引いた費用も税務署に経費として認めてもらえるとは限らないから。本当の所得は申告よりも高くなる可能性があるのです。確定申告をしておけば、もしも税務署に突っ込まれた時にも、経費として明確な証明ができれば納得してもらえますが、確定申告をしていなければ脱税を疑われてしまう可能性もあるかもしれません。

また、青色申告であれば、赤字の場合も3年間赤字を繰り越すことができるので、確定申告を行うことで節税の効果も抜群になるわけです。

確定申告の方法は?

個人事業主の申告方法は、基本的に青色申告と白色申告のどちらかになります。青色申告をする場合には、事前に青色申告承認申請書の提出が必要になりますが、青色申告には特別控除が受けられたり、赤字の繰り越しができたり、何かと優遇されます。

青色申告承認申請書の提出に間に合わなかった人は基本的にその年は白色申告での確定申告が必要になります。白色申告は単式簿記なので、収支報告が青色申告よりも簡単にできるというメリットがあります。しかし、控除などの恩恵がないため、収入が多い人にはメリットが感じられにくいこともあるようです。

≪関連記事≫

知らなきゃ損する!青色申告と白色申告のメリット・デメリット

次は経費について…

スポンサーリンク

シェアする

フォローする